2018年5月25日金曜日

(6/1)パワエレ塾開催内容


あと1週間となりましたが、6月1日(金)に以前案内させて頂いた通り平成30年度第一回パワエレ塾を開催致します。

このパワエレ塾の主旨として、1つは、分野外の皆様にもパワエレというものを知って頂きたい、という気持ちがありました。
ただ、最近は専門的な内容も多くなってきてしまい、そういった皆様方のご意向を受け止めきれていない気もしていました。

従いまして、今回の3部構成となった最後のパワエレカフェでは、「パワエレってなあに?」という皆様が学べる場を用意しようと試みます。

このパワエレカフェでは、企業の皆様の出展もありますが、本研究室の学部4年生、修士1年生の学生が、パワエレ回路の基本であるチョッパについて、下記の各パーツに分けたポスターを用意して、異分野の皆様にも分かりやすく基本の”き”から説明させる準備をしています。
各パーツの一例として、

・チョッパの動作原理
・半導体とは?
・PWMって、何?
・パワー半導体の駆動方法
・インダクタの設計法
・パワエレ回路の制御法設計法
・同期整流とは?

説明する学生達も、4月に入った頃はチョッパ回路ってなあに?という状態でした。
そこから1ヶ月かけて、一生懸命学んできた成果報告会でもあります。
上手く説明できるような優秀な人材は、御社にヘッドハンティングしてあげて下さい。(笑)

敷居を低くして、皆様のご参加をお待ちしています!


今日の写真は、24日まで新潟にて参加していたIPEC 2018の様子です。



ドクター学生の石倉は、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のインダクタモデル化をやっている研究者に非常に興味を持たれていました。



同じくドクターのモスタファも楽しそうに議論していました。



ドクター学生であり、ベンチャー社長の金澤のポスターは、なぜか人を呼ぶ星の下に生まれたらしく、大盛況でした。



今回の国際会議の功労者としては、助教の今岡先生でしょう。
座長を3件対応、というブラックさを無事に乗り越えられました。



ちなみに、IPECのポスターも展示しますので、ご専門の方々も是非、お越しくださいませ!



【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「自動車用48V電源システム 欧州勢の思惑と日本企業が目指すべき技術開発の方向性」、サイエンス&テクノロジー
    アマゾンサイトはこちら
    書籍紹介ページはこちら
    紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2016/07/48v.html

    48V電源システムに関する現状の市場動向と技術動向を融合させて、欧州の戦略を読み取り、次世代に要求される技術を掲示する、日本初の書籍です。

  2. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(電気工学部門でランキングが4位でした!感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です<http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。

    ■講演予定

  1. 6月1日:第7回パワエレ塾、名古屋大学パワエレ研究室主催
    ※パワエレにおけるインダクタの基本とパワエレコンサル、並びに学生によるポスター展示です。
    紹介ページ<http://nagoyapelab.blogspot.jp/2018/04/61.html


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